相続した土地を名義変更するには?
親が所有していた土地を引き継ぐ場合、土地の名義変更が必要です。
土地を名義変更するには、まず親との関係性を示す書類が必要です。
一般的には戸籍謄本がその資料として活用できます。
そして遺産分割協議書に家族全員の署名捺印があるか。
さらに相続する人の住民票、相続する不動産の登記簿謄本などが必要になってきます。
もし外部に依頼する場合は相続登記の手続きを依頼したという委任状も必要です。
法定相続分情報の一覧図は役所などに行って取り寄せることが可能です。
名義変更にかかる申請代はすべて合わせても数千円程度です。
なお、土地を受け継ぐ場合は登録免許税と相続税が課税されます。
登録免許税とは名義を変更する際に必要となる費用です。
これは土地の評価額に比例した額になるため、例えば、都市部の広い土地を受け継ぐ場合は登録免許税もその分高くなります。
相続税は財産の合計額から基礎控除額等が引かれて決定します。
これは広い土地や多くの財産がない限りは、課税対象となりません。
その辺りの細かい算出は専門家に計算してもらうのが良いでしょう。
土地家屋調査士が在籍する奥永尊仁事務所では土地の名義変更に関する手続きや代行申請を行っています。
わからないことがありましたらお気軽にご相談ください。