土地の境界線がはっきりしない場合の対処法とは
都市部を中心に近年建った家で境界線がはっきりしないということはおそらくないでしょう。
しかし、数十年前から家が建っていて、近隣との境界線がはっきりしない地域は今でも存在します。
そういった土地にお住まいの方は、まず境界線があるであろう場所に、杭などの境界線を示す標識があるか確かめてみてください。
特に築何十年も経っているような家の場合、最近のような新しい金属プレートの境界線などは埋め込まれていないかもしれません。
御影石やコンクリートなどが埋め込まれていて、隠れてしまっている可能性もあります。
もしそういった印も全く無いようでしたら、奥永尊仁事務所がお調べいたします。
登記簿などの記録がありましたら、そういった資料から判断することができます。
ない場合は、各地域の法務局に出向いて調べる形になります。
そして登記簿や地積測量図等を基に境界線を改めて復元していきます。
境界線を改めて設置したら今度は登記申請を行い、境界線をはっきりさせておきます。
尚、その境界線はどちらの土地の所有権になるのか、権利の有無についても記載しておきます。
資料を基に隣人の方にしっかりと説明し、理解を得た上で登記申請を行います。
境界線がはっきりしない場合は奥永尊仁事務所にご連絡ください。