土地の境界線が確定していない土地は、後々にトラブルになるケースも考えられる
農業などをされている方で入り組んだ土地を所有していたり、かつての農道などで地番が記載されていない赤道に接した土地を所有している、隣の土地が長年水路に面している、誰の所有かがわからない土地と接しているといった場合、特に土地の境界線が確定していない(境界未確定)の土地がある場合、境界線について正式な書類のない土地などでは、世代が変わるなど月日が流れたときに後々のトラブルになるケースがあるといわれています。
このため、今後その土地を売却する予定がある場合や家を建てる予定がある場合、境界線のことで不安がある場合は、しっかりと境界線を確定させておくことが、後々のトラブルを回避するためでもありますし、後世にこの問題を引き継がせないための方法といえるでしょう。
こういった場合では、実際に測量を行ってみると、登記簿にきちんと記載されているはずの境界線が正しく測量できていないなどの理由から実際のものと異なっている場合もあります。
また、土地の所有者の世代が変わることで、これまでの認識がズレていたりすることもトラブルの原因となるため、境界線をしっかりと確定させておくことはとても重要です。
福岡県田川市近辺のエリアにて不動産登記や土地境界業務のことなら、土地家屋調査士 奥永尊仁事務所までお気軽にお問い合わせください。