所有している畑に息子の家を建てることは可能なの?土地の変更手続き、名義変更は必要?
広大な畑を所有していて、跡継ぎがいないから息子のためにその場所に家を建てたいとお考えのケースもあるかもしれませんね。
「自分が所有している土地なんだから、特に手続きは不要だろう」とお考えの方もいらっしゃいます。
しかし、農地に家を建てることはできません。
農地から宅地へと変更する場合は、農地転用手続きが必要です。
農地転用手続きは下記の流れで行います。
1、農地転用申請を行う
2、申請後、農地を宅地へとする着工を行う
3、地目変更手続きを行う
この中で土地の所有者が行うのは1と3です。
2はハウスメーカーや不動産会社、工務店などが代行で行います。
手続きは各地域の農業委員会に申請する形です。
この1と3の代行手続きを土地家屋調査士 奥永尊仁事務所で行っています。
どのように申請すれば農業委員会から許可が出るのかわからないという方も多いですから、そういった方のサポートを行っています。
なお、今回の事例で言うと親の名義だった土地を子供に変更するわけですから、農地法の許可証、届出受理証を取得して、所有権移転登記も行います。
父親名義から息子の名前名義へと所有権を移行します。
家を建てるときに住宅ローンで融資を受ける場合は、その所有権となる息子名義でないと審査を受けられませんので、名義変更も必ず必要になります。
こういった農地転用や名義変更が必要な場合は、ぜひ土地家屋調査士 奥永尊仁事務所までお問い合わせください。