境界標設置の意義
境界標とは目に見えない境界点を現地で示す標識(しるし)です。
境界標は御影石、コンクリート、プラスチックなどの材質でできた杭で
頭部に十字や矢印によって筆界点を示すものや、十字や矢印を刻んだ
金属プレート、金属鋲などのことです。
境界標が明確になっていないために、今まで平穏だったお隣さんとの
関係が悪化したり、更には殺人事件に発展するなど、悲しい事件が後
を絶ちません。
また、土地は代々相続されますので、自分だけが境界を知っている
のではなく、第三者にもわかるようにしておくことは、子や孫に対する
責任でもあります。
大切な財産である土地の管理は「境界標の管理」から始まります。
記憶は消えても境界標は残る